はじめに

経営の神様、P・ドラッカーはこんなことを言っています。

「どんな企業にも2つの基本的機能がある。それはイノベーションとマーケティングである」

どんなに素晴らしい商品やサービスを開発しても、知ってもらわなければ売ることが出来ません。

とりわけ日本の企業の99%を占める中小・零細企業は、このマーケティングをとても苦手としています。

逆をいえば、マーケティングに長けた会社は技術力や商品開発力がそれほどなくても、高い販売力を持つことが出来ます。

マーケティング力を生かし、成功しているが、年商5億円、首都圏で5店舗を展開している板金・塗装の池内自動車です。


かつて池内自動車は、借金1億円以上、不渡1回、闇金にまで手を出し、倒産寸前まで追い詰められました。

しかし、現在では借金を完済。このコロナ禍にありながら過去最高売り上げを達成し、急成長を続けています。

池内自動車は「早い、安い」を売りにしていますが、特に技術力が優れている訳でも、唯一無二のサービスを提供している訳ではありません。

成功の秘訣は「インターネット広告」でした。

広告費を集中的に使い、「安く、早く板金塗装する」ことを徹底的に消費者に知ってもらったのです。

いくら優れたイノベーションがあってもアナウンスをしなければ誰にも知られません。

中小・零細企業には、もっと自社や商品を宣伝・PRしたり、マーケティングやブランディングをするメディアが必要ではないか?

そんな想いをもって立ち上げたのが新番組「板金娘」です。